税理士ドットコムに、『鬼怒川温泉に10年以上残り続ける「廃墟ホテル」、解体は「1棟2億円超」で身動き取れず』という見出しで記事が掲載されています。
東武鬼怒川線(鬼怒川温泉駅~鬼怒川公園駅)の沿線にこの廃墟ホテル群はあります。
1993年のピーク時は年間341万人(川治温泉含む)もの宿泊客が訪れていましたがバブル崩壊や足利銀行破綻の影響もありホテルの経営が悪化、現在のようになりました。2011年には148万人まで観光客が落ち込みましたが、2018年は約180万人まで回復。
日光市は2004年から5年間、地域再生事業として国の補助金を活用し、鬼怒川温泉と川治温泉の5棟の経営実態がないホテルや旅館の土地を買い取り、公園や遊歩道に整備しました。
今問題になっている3棟のホテルも同じように整備しないのでしょうか。日光市企画総務部は「解体するには1棟につき、最低でも2億円かかり、市の財政負担を考えると、簡単にできることではありません」と説明します
ホテルの廃墟は狭い道路ですが、周辺にはあさやホテルをはじめとした現在も営業しているホテルや東武鬼怒川線があります。
バブル当時の鬼怒川ホテル群を知る人は「まさか30年後にこんなことになるとは」という感じだったのではないでしょうか。鬼怒川温泉=廃墟ホテルのようなイメージが付かないように早めに対策してほしいですね。
東京ではタワーマンションやタワーオフィスをバンバン建てているみたいですが、今後の人口減少を見据えた動きをして欲しいものですね。
動画で廃墟ホテルをチェック!
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