集客を増やすならGoogle Mapsを使ってお客さんとのコミュニケーションを取ろう




以前、日光市の「日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗」がメディアに取り上げられたことを紹介した時に感じたことを書いていきます。

マツコの知らない世界に日光市の「日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗」の揚げゆばまんじゅうが紹介されました。

2018年9月12日

飲食店はグルなびや食べログを利用している人も多いと思いますが、以前ほどの影響力は無くなってきています(あくまで最盛期と比べて、ですが)。

ではどんなところの利用が増えているかというと、「Google Maps」。グーグルが提供する地図アプリです。

私自身も、以前は飲食店を探すときは食べログやぐるなび等のサイトでチェックをしていました。しかし、その時の状況によって移動できる許容範囲が違うので、最近は直接Google Mapsに食べたいものやお店を入力し、検索しています。

注意
すべてのケースでGoogle Mapsが有効という訳ではありません。

Google Mapsを使う理由

良い点

  1. 検索からルート案内までワンストップ
  2. ユーザーの投稿写真が豊富(一部店舗は店内の360度写真もある)

悪い点

  1. 現時点で殆どのお店で、お店側から発信されている情報が少ないため、情報は利用者頼み
  2. 利用者頼みのため、情報がかなり古い場合もある

 

上に書いた「その時の状況によって移動できる許容範囲が違う」というのは、例えば、夕飯などを食べたい時であれば車移動可能なので20kmぐらいであっても問題ないが、一休みしたい時などに20km遠く離れた場所が結果に出るのはちょっと…ということ。

実際に例をあげると、世界遺産・日光の社寺の見学帰りに一休みしたい。現在あなたは日光市の神橋交差点にいます。

実例1

食べログを使った場合…

あし湯カフェというお店が検索結果で真っ先に出てきました。まぁタイトルが日光市なので日光市全域が対象となっているわけですが…。

しかし実際に神橋から近いかと言われると場所は小さく鬼怒川温泉と書かれているので、休憩で立ち寄るとなるとなかなか難しい場所です。

じゃあより限定的にするために神橋も付け加えると今度は「見つかりませんでした」となってしまいました(神橋付近の住所である上鉢石を入れても同様)。

実例2

次にぐるなびを使って探した場合…

ぐるなびの場合は、日光市だけでなく、観光地(日光東照宮や日光江戸村)でも検索ができるようになっていました。

駅から徒歩〇分と書かれてもいるものの、駅から東西南北どちらへ歩くのか(真逆だと大変)等、具体的な場所となるとクリックしてお店の詳細情報を調べなければいけません。

クリックして場所が問題ないのであればOKなんですが、「ちょっと離れてるかも…」となった場合、また別のお店を調べなければいけません。(ちなみに、ぐるなびでは軽食の検索は対象外になっていました…)

そんな時にGoogle Mapsであれば、検索して場所も同時にチェックすることができます。

店内の画像も載っているので、雰囲気も分かります。

もちろん、地図アプリなので、気になるお店があればそのままルート検索も可能です。

栃木県民であれば「神橋付近なら【本宮カフェ】や【上島珈琲店 日光東照宮店】でいいじゃん!」と判断できますが、県外の観光客も分かるかというと答えはNOだと思います。

Google Mapsを使うことのメリット

上でGoogle Mapsを使う理由を書きました。デメリットとして、「情報が利用者頼み」ということをあげましたが、Google Mapsではお店側からもしっかり情報を発信することが可能です。

Google Mapsフル活用の例

マツコの知らない世界で取り上げられた「日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗」さんの例を見てみましょう。私が今まで見てきた中で、相当Google Mapsを利用していると思います。

「オーナー」からの情報として、Google Mapsに情報を載せることができる

Google Mapsではオーナーから情報発信をすることが出来ます。

メディア掲載情報や臨時休業等のお知らせ、期間限定メニュー等。乗せることでユーザーも安心して訪問計画を立てることができますし、発信回数が多いほど活気のあるお店であることを周知させることができます

利用者とコミュニケーションを取ることが可能

Google Mapsに口コミが書かれて、そのままにしていませんか?口コミに対して、オーナーが返信することも可能です。

このように、返信があるとユーザーの承認欲求が満たされるとともに、その後、お店のファンになってくれる可能性もあります。

「このお店は私の口コミに返信してくれた!」という口コミが広がり、将来のお客さんになってくれるかもしれません。

おわりに

このような小さいことの積み重ねがお客さんの満足度向上、お店の活気に繋がり、ひいては「街の人気店!」としてメディアへの掲載をはじめとした良い循環に繋がるのだと思います。

インスタグラムをはじめとしたSNSの普及の影には、いいねを貰い承認欲求を満たすため、ということが言われています。

Google Mapsを使い、お客の承認欲求を満たすと同時に、お店のファンを増やしてみませんか?




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