「下野新聞」に栃木市大平町でマナー違反を行う写真家の記事が紹介されています。
記事によると、サンコウチョウは春頃日本に来て繁殖し、秋頃に南の方へ飛び立つ。近年では県内への飛来数が少なく栃木県版のレッドデータブックに載っている。
また、今回こちらの記事では、せっかく飛来してもその姿、営巣をしている様子の写真を撮りたいがために、周囲の木を剪定している。
さらに、登山道ではない民有地にまで入り込んでまで撮影をしており、中には営巣を辞めてしまう鳥もいるとのこと。
以前、フォトコンテストに受賞した人のコメントにも野鳥を驚かせて撮影した写真がフォトコンテストで大炎上したことがありました。結果として、サイトからその写真の掲載は取り下げられたようです。
しかも、その人は栃木県と書かれているんですよ…これは県民の民度の問題かもしれませんね…。
私がよく見ているプロのネイチャーフォトグラファーが運営しているブログには以下のことが書かれています。
14:一般の人からみたらゴミ以下の存在であることを忘れる
山も道路も公共の場所で写真を撮っている以上、大多数の他の人から見れば邪魔なだけの存在であることを忘れ撮影に熱中する。あまつさえ立ち入り禁止区域にも写真を撮りたいがために侵入し始める。邪魔なものがあれば草をむしったり木を切る。構図の中に人が入り始めたら追い出すなどの犯罪に近い行為を無自覚で行うことになってしまう。
私の経験の中で最悪だったのが、山の中で星を撮っているカメラマンが登山者に対して「写真撮っているからヘッドライト消せ」と指示し、従った人が岩場で転んで怪我をしてしまったことです。
こういった傾向の人は自身のブログで写真をアップしたり、どこかのクラブに所属していて仲間同士で競ってる人に多いような気がしています。
写真撮影は基本的に人に不快感を与える可能性が高い行為なので、細心の注意を払う必要があります。
あくまで、写真を撮らせていただいてる立場であることを忘れないようにしたいですね。しっかりとマナーを守って写真を撮っている人にも大変迷惑です。
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