佐野SA騒動について大手メディアの報道を時系列でご紹介。




先月のお盆のシーズン真っ只中に行われた佐野SA従業員によるストライキですが、さすがに1か月経ったということもあり、報道もだいぶ少なくなりました。

現在は営業形態(フードコートの24時間営業等)こそ、ストライキ前とほぼ同じ状態に戻っているとのことですが、以前と「味が違う」といった声もあり、完全に解決には至っていません。

「営業再開後に佐野ラーメンを食べましたが、以前よりもスープが薄味になったと感じました。10人程のスタッフが厨房にいましたが、何をしてよいのかわからず、立っているだけの人もいた。夕方にも関わらず、フードコートは閑散としていましたよ」(立ち寄った客)

《いまだ断行中》「なぜ私は佐野SAストライキを始めたのか」渦中の“解雇部長”が真相を告発 | 文春オンライン

こちらの記事では、そんな少ないながらも報道されている記事をリンクとして集め、「現在の佐野SAがどうなっているのか?」というのを改めて理解してもらうものになっています。また、一部社長の人物像に関する報道も掲載してあります。

8/11 佐野SA(上り線)のトラブルの記事が初めて掲載

8月11日、FRIDAYデジタルにて佐野SAで商品が殆ど入荷されていない異常事態である旨の記事が掲載されいました。8月14日には東京商工リサーチにも記事が掲載されています。

東北道・佐野SAのお店の売り場から商品が消える!?運営会社が倒産の危機の影響で

2019年8月11日

8/14 東京商工リサーチに記事が登場、複数のメディアで佐野SA(上り線)の利用停止に関する報道

8/16 営業再開、フードコートでは佐野ラーメンのみ提供開始。しかし従業員は日雇いスタッフ

8/24 解雇された元部長が「なぜストライキを始めたのか」を告発

8/28 週刊文春編集部が社長の暴言音声を入手、YouTube上に公開


8/29

会社側が労働組合に対し、1日当たり800万円の損害賠償請求

ケイセイ・フーズ社長の知人が人物像を話す

8/30

フードコート24時間営業を再開

解雇された元部長、NEXCO東日本に公開質問

8/31

第1回団体交渉は決裂

9月初旬に第2回団体交渉に向けたの予備折衝を行うことで同意

9/5 佐野SA騒動が東京・永田町に飛び火

9/15 現在も従業員ストライキは継続中

9/18 供託金が尽き、いよいよ決着へ?

供託金も9月20日に無くなってしまうということで、9月21日以降どうなるのか注目が集まります。

第2回の団体交渉はどうなったのか記事の掲載がないため詳細は分かりませんが、少しでも良い方向になっているといいですね。

正直なところ、当初、ストライキは3時間くらいで終わると思っていました。まさかこんな事態になってしまうとは考えもしませんでした。私がストライキ中の従業員に支払うために(自費で準備して)組合に供託した1500万円も今週末(9月20日)で切れてしまいます。毎日約35万円ほどかかってしまうので、なかなかもたないですね。本当に焦っています

《ストライキはどうなった?》佐野SA”解雇部長“が悲壮告白「知らない人たちが働いている」騒動から1カ月 | 文春オンライン

9/23 佐野SAストライキ終了!24日に再開、社長は退任へ

 

長かった佐野SAが終了を迎えました。

目を潤ませ、握手し合う従業員たち

そんな中、復職できることが従業員に知らされたのは、9月19日のことだった。

連日のように従業員側の会合が開かれていた佐野市内の会議室。この日の会合で、険しい表情の従業員たちを前に、組合の中心人物だった加藤氏は目を真っ赤にしてこう言ったのだ。

「やっとここまできました……。皆さんに初めて言います。安心してください」

1カ月を超えたストライキに、解決の突破口が見えた瞬間だった。

加藤氏の言葉に、会議室には割れんばかりの拍手が沸き起こった。従業員の顔からは笑みがこぼれ、目を潤ませる女性、握手を交わす男性もいた。あるベテランの男性従業員は記者に対し、声を震わせながら語った。

「まずはストライキ前と同じ状況に、一歩ずつ焦らずに戻したいという気持ちだけです」

(2ページ目)【佐野SAスト終結!】39日目の逆転劇で全従業員が復帰、社長は退陣、”解雇部長”は…… | 文春オンライン

しかし、従業員の復帰するための条件として加藤氏へ辞職を要求するなど、まだまだ労使間で溝がありそうです。

これで終了報道=もう大丈夫ではなく、引き続きチェックする必要がありそうですね。




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