東北道・佐野SAのお店の売り場から商品が消える!?運営会社が倒産の危機の影響で




「FRIDAYデジタル」に、『東北道 佐野SAの運営会社が倒産危機で棚が空っぽの異常事態』という見出しで記事が掲載されています。

帰省の時期、渋滞が当たり前の状況、せっかくトイレ休憩+αを求めてサービスエリアに寄ったのにこの売り場は非常に厳しいですね…。

私が東北道を利用するときは上河内SAは利用せず、その前後の佐野SAと那須高原SAを利用します。

理由は上河内SAは宇都宮感が凄くあるので、「それよりは中々行く機会の少ない那須の方がいいかな」ということと、施設の充実度という理由から…。

上記画像は「るるぶ.com」の『東北自動車道(下り)のおすすめSA・PA一覧2018』より。

さて、今回の佐野SAの件ですが、記事によると、

「実は先月、佐野サービスエリアをNEXCO東日本から任されている株式会社ケイセイ・フーズが倒産の危機にあるとの情報が流れました。その情報を入手した一部の業者が、納品を中止する事態に発展。業者間の横のつながりで情報は一気に広がり、雪崩を打って次々と納品が停止された。あっという間の出来事でしたが、納入業者としても被害を最小限で食い止めるため、シビアにならざるを得ないのです」

本誌記者が現場を訪れると、子連れの夫婦が何も置かれていない棚の前で呆然としていた。一つも商品がないラーメン売り場の棚は長椅子にしか見えず、小さな子供たちが座ったり登ったり、やりたい放題。納品関係者が続ける。

「ケイセイ・フーズがメインバンクから新規融資凍結の処分中であると確認できたことで、納入業者たちは仰天。その心配に対し、ケイセイ・フーズ社長は当初、『業者ごときが調子に乗るな』と反発していた。しかし、本当に売り場から商品が消えたことで、NEXCO東日本が契約を解除する恐れが出てきた。そこで、今度は即金で支払うから商品を入れてくれと連絡がきて、なんとか納品が再開されたと聞いています」

東北道 佐野SAの運営会社が倒産危機で棚が空っぽの異常事態 | FRIDAYデジタル

佐野SAといえば常に賑わっているというイメージだったので(宿泊施設である旅籠屋も隣接)、この記事が出たときは驚きでした。

しかし、記事を見て『業者ごときが調子に乗るな』という反発をしていたという内容を見て、「ああ、これがすべての原因なんだな」とすぐに理解できました。

「お客様は神様」とまでは言いませんが、せっかく立ち寄ったSA。利用者を落胆させてほしくないものです…。

追記

東京商工リサーチに、『東北道・佐野SA上り線 売店利用できず』という見出しで記事が登場しました。

今回の一件は、「労使トラブルが原因としてみられる」として掲載されています。

 TSRの企業データベースによると、ケイセイ社の代表取締役A氏が代表を兼務する企業は栃木県内に複数確認される。このうち、少なくとも2社は、最近の決算で債務超過に陥っている。ただ、取引先は「(ケイセイ社が)業績不振と聞いたことはなく、今回の事態に驚いている」と話す。

東北道・佐野SA上り線 売店の利用できず : 東京商工リサーチ

同時に、レストラン、フードコート、売店は利用できないが屋外にかき氷や軽食を提供する屋台が出店されていること、NEXCO東日本管轄となっている自販機やトイレの利用は可能となっているということも記載されています。




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