真岡鐡道のSLに関する記事が週刊東洋経済ONLINEに掲載!




週刊東洋経済ONLINE」に『「観光の目玉」SLを手放す真岡鉄道の葛藤--2台体制も終止符、「地域の誇りもコスト重荷』というタイトルで真岡鐡道の記事が掲載されています。

昨年ニュースとして報じられたSLの検査、運行にかかるコストと利用者減による収益面の悪化による苦肉の策の件ですね。

真岡鐡道、SL1台で運行へ。維持困難

2018年9月2日

記事の内容は、真岡鐡道そのものの利用者の推移や現在の真岡鐡道を取り巻く環境(出張で真岡工業団地に来る人は石橋駅や宇都宮駅からタクシーや送迎バスを使う等)、真岡鉄道のSLは全国のSLブームの先駆けであったこと等が掲載されています。

私自身は、記事内の沿線住民の方が述べていたとおり、

「SLの音が聞こえてくると週末だなあと思って、やっぱり地域の自慢ですよ。乗ったこともあるし思い出も多い。でもね……すごい税金使って2台も持っておく必要はあるのかな。こだわりすぎて結果的に真岡鉄道が廃止になるほうがまずいんじゃないか」

多くの近隣の学生が利用している真岡鐡道で、路線廃止というのは絶対に避けて欲しいところなので、SL1台を手放すのは致し方ないという意見です。

なお、SL自体の譲渡先は複数の自治体・企業が名乗りを上げているとのこと。

 

ちなみに東武鉄道のSL大樹は、定期点検期間は先頭にSLではなくディーゼル機関車を先頭にして「DL大樹」として運行しているので、敢えてそういった運行形態にするのも手のなのかもしれません。

記事内の最後に書かれているSLに頼らない新たな魅力づくりに期待したいですね。




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